
メラニー・クラインの理論を学びたいと思った時,まずどこからはじめれば良いのか,迷ったことのある人も少なくないだろう。
本書では,メラニー・クラインの人生を豊富なイラストとともに追いながら,彼女の精神分析技法や転移・象徴機能・抑うつポジション・妄想分裂ポジションといった主要概念,また数々の分析の症例を読み解いていく。
英国の歴史のあるグラフィック・ノンフィクションシリーズより,メラニー・クラインの巻を満を持して邦訳。クラインの理論を手軽に学べるだけでなく,一人の人間としてのクラインの姿が生き生きと浮かび上がってくる。
心を知りたいあらゆる臨床家とすべての悩める読者に向けた「見て・読む」入門書である。
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